creamycat’s blog

日々のストレス発散日記&ねこの写真をアップしています

2018.3.29 その3 タローとジロー

怪奇現象

その弐


これはわたし貧弱係長の実体験です。


わたしの職場では、コードネーム


南極探検隊隊長『特技 なし』

タロー『特技 背負い投げ』

ジロー『特技 ハンバーガー早食い』


という愉快な仲間達がいてます。



先日の夜、タローとジローと貧弱の3人でせこせこと残業してました。


わたしがいるフロアは大所帯の課が2つあるのですが、22時半過ぎには隣の課の一帯の電気は消えてました。


わたしの課もわれわれ3人の席以外の一帯は電気が消えてました。


シーンとしたなかで作業していたので、静寂な空気の中、

タローの荒い鼻息と(背負い投げのイメトレでしょうか)、

ジローのお腹の音(早くハンバーガーが食べたいのでしょうか)、

と貧弱の湿布の匂い(肩こりです)

が響き渡っていました。


あー、もう少しで23時か・・・。


と、


思った瞬間



パッ


       パッ


                  パッ



広いフロアの中で一部ついていた電気が消えました。


誰が入り口付近のスイッチで消したのかな。



・・・。



いや、でも今フロアには、タロー・ジロー・貧弱しかいない。。。



警備員さんが来たことも無ければ、誰が入り口から出た気配もない。



でも、電気の消え方はスイッチで消したかのような消え方だった。




その瞬間

タロー 「・・・・・・」

ジロー「えぇぇ、ぁぁぁぅぅ、なんなんっすかー!?」

貧弱「え、え、なになになになになに!?確か誰も居てないし出てないよなー!?」

タロー「そーですねぇ」

ジロー「えーまじっすかー!もう帰りましょうよ」

貧弱「真っ暗やん、動かれへんやん!」

タロー「とりあえず電気つけますわ」


パソコンの画面を見ると、22:58 。


タローがスタスタと入り口に向かいスイッチを入れて電気がついた。


改めて3人で顔を見合わした。


ジローは体格に似合わずビビりらしい。

タローは一人なら怖いが3人なのでまあ大丈夫らしい。

貧弱はビビり。 何せ、小さい頃に家で夜にゲームのバイオハザードをしてて、それに出てきたモンスターが怖くて夜中にトイレ行けなくなったくらいですから。


とりあえず時間も時間だし、今日は帰ろう!ということになり、鳥肌を立たせながらフロアを後にしました。


帰りの別れ際に、


ジローが、


「やっぱあの話はほんまやったんっすね」


???


???



貧弱「あの話って?」


ジロー「霊が出るって話っすよ」


ま、まじかよ、今から一人で帰るんですけど・・・。


フロアの入った建物を振り返って見ましたがやはり電気は真っ暗。われわれ3人以外に人は居てないから電気が勝手に消えるはずはないんですよね。。。


ビビりながら早歩きで車に向かいました。


タローとジローは2人で帰っていきました。



幸いお互いこの後は何もありませんでした。