2018.6.24 夜 「第一部下巻 忍び寄る病」
こんばんは、昨日の続きです。
恐る恐るドアを開けると、
・・・・・・!?
愛猫が出迎えてくれました。そして明かりがポツっと・・・。猫ちゃんのためにいつもリビングの電気は少しつけて出るのですが、それが消えて、豆球だけがついてました。そして人の気配。。。玄関に靴はなかったのですが、明らかに帰ってる様子。ですが、寝室にもリビングにも居てない。ひとつドアが閉まってる部屋、ここはいつも空き部屋だったのですが・・・。そっとドアを開けると・・・。いらっしゃいました・・・。確認してそおっとドアを閉めました。
ということで、一旦2人とも自宅に戻ったわけです。それからはその部屋が奥さんの部屋となり、特に会話するわけでもなく、ご飯も洗濯も別、掃除はわたくしが全部する、というように、いわゆる家庭内別居という状態になりました。
で、わたくしはコンビニとかで買って帰って晩ご飯食べたり、ラーメンを食べて帰ったり。奥さんはというと・・・、どうやら夜中にキッチンでモゾモゾしてる様子でして、白米と海苔をバリボリ食べてそうな音がしてました。その音を聞きながらわたくしは寝てました。
ある日、モゾモゾしてる様子が無くなりました。さらにそれまでシャワーを浴びてる様子、タバコを吸ってる様子があったのですが、パタッと無くなったんです。もしかして、白米が無くなったのか、と思いチェックしたのですが、一応まだ少し残ってました。で、そういう日がしばらく続き・・・そうするとお風呂入ってないので変な話、家中ににおいが広がったんです。さすがに耐えれなかったので、ドアを開け、におうから風呂くらい入って、と言いました。でも反応なし。そして部屋は真っ暗。電気をつけて、かぶっている布団をどけて話しかけようとしたら、
手首が・・・・・・
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・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
骨と皮だけ、というくらい細くなってました。どうやらしばらく何も食べてない様子・・・。そして、やはりにおいが・・・。これはやばい、と思い、とりあえずまずシャワーだけでも浴びてもらわねば、と、半ば強制的にお風呂場に入ってもらいました。ちゃんと洗いや、と伝え、お風呂場のドアを閉めました。
・・・・・・。
3分くらい経過したでしょうか。全くシャワーの音がいっこうに聴こえてきません。。。
ここからは書くとちょっとあれなので少し割愛します。
で、何とかシャワーを浴びてもらいました。
しかし、なんでこの時期に・・・。こんな状態だと自分までダメになる。。と思い、とりあえずは病院に連れていかないと、と思ったのですが、行くわけがないんです。会話が成立しないので。なので、わたしだけが病院に行き、先生に説明し、薬だけもらうことになりました。先生からは特に入院や実家に帰ってもらう話は出ず、とりあえず薬を飲ませて下さいとのことでした。でもこういう状態の時って、ガンとして薬を飲まないんです。で、そういうことを想定してか、こういう類いの薬は口に入れると溶けるものがあるみたいで、それを処方してもらいました。案の定、薬を渡しても全く飲もうとしないので強制的に口に薬を入れ飲んでもらいました。
それからは徐々に回復していき、わたしが買って帰るお弁当とかも食べるようになり、体重は回復し出し、シャワーも浴びてくれるようになりました。
と、いうふうに奥さんは精神的な病にかかっ
たわけです。どうやら、以前から処方されてた薬が実はあったのですが、それを全く飲んでなかったようで・・・。
少しはしょって書きましたが第一部完。
そして、負の連鎖は終わることなく・・・さらなる貧弱かかりちょーへの追い撃ちが・・・。
次回
「第二部 💩半端ないって、💩半端ないって」